医療介護とキリスト教

 医療介護とキリスト教との関わりを理論的実践的に追求することは、現代日本のキリスト教の方向性を考える上で、きわめて重要な問題であり、キリスト教と社会福祉というテーマは今後のキリスト教研究では無視できないだろう。
 先日、キリスト新聞創業70周年を富士見町教会でお祝いした際に、お目にかかった、松井直樹さんという方から、『医療と介護の経営ジャーナル シニア・コミュニティ Senior Community』 2016年11・12月号、をお送りいただいた。
 「医療と介護の経営」という領域の雑誌を拝見することは今回、はじめてであったが、次のような特集からもわかるように、「キリスト教と社会福祉」という問題と隣接したものであることがわかる。

ヒューマン・ヘルスケア・システム
『医療と介護の経営ジャーナル シニア・コミュニティ Senior Community』
2016年11・12月号。

特集:「地域包括ケアシステムを街づくりの視点で捉える」
・「市民一人ひとりの意識が地域包括ケアシステムを動かす」 (柴田範子)
・「行政の経営力と住民の意識が問われる地域包括ケアシステムの行方」 (園田眞理子)
・「新しい試みで一歩先を行く川崎市 高齢者支援事業への挑戦」

 しかし、さらに驚いたのは、連載エッセイとして、次の文章が収録されていたことである。
 「連載第43回 日本最大規模の社会福祉法人 聖隷福祉事業団に学べ」というエッセイであり、見出しを紹介すると、次のようになっている。

・ヘブライ主義的な「経験」の思想について
・高倉徳太郎の客観的な「恩寵の神学」とは
・エジンバラで更に発展した高倉の客観的神学
・スコットランド出身のフォーサイスについて
・生涯、社会問題に関心を示したフォーサイス
・高倉徳太郎の抱えた「深刻な問題」
・高倉を取り巻く内部の困難な状況
・悪名高い「宗教法」が成立
・高倉が先頭を切って反対運動を開始
・戦前の「日本基督教団」について

 「医療と介護の経営」の雑誌で、以上のようなエッセイを目にすることは驚きである。この前の号では、「森明」から高倉、フォーサイスへという内容であったとの説明がある。
 ネットワークをさらに拡げて、さまざまな場所で活動をしている人々を繋ぐ必要がある。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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