文化の神学2

 前回は、文化の神学として映画を取り上げましたが、この線をもう少したどります。映画では、聖書に何らかの仕方で関連あるものが意外に多いことは従来から指摘されてきました。実際、聖書と映画は、さまざまな繋がりがあり、それに注目した文献も当然存在します。
 たとえば、栗林さんの次の文献です(それぞれの章で紹介の映画のタイトルは省略)。

栗林輝夫
『シネマで読む旧約聖書』
日本キリスト教団出版局、2003年。

プレビュー
 さあ、映画の始まり始まり

旧約聖書入門・ユダヤ教と聖書
 1.「伝統! 伝統!」でデビエは歌った

世界の原初物語
 2.世界と人間の創造をめぐって・創世記
 3.アダムとイブの物語
 4.人類最初の殺人事件が起こった・創世記
 5.大洪水を生き残れ・ノアの箱舟物語・創世記
 6.バベルの塔とその後・高い塔は権力者のおごり・創世記

解放への旅立ち・遠くまで行くんだ
 7.モーセの出エジプトと荒野の旅・出エジプト記
 8.十戒とは何か・出エジプト記・申命記

士師と王の時代の物語
 9.ヨシュアと士師たちの活躍・ヨシュア記・士師記
10.王朝時代のイスラエル・民数記・サムエル記・列王記

預言者の活躍とイスラエルの苦難
11.バビロン捕囚
12.三大預言書・イザヤ書・エレミヤ書・エゼキエル書
13.十二小預言書

聖書の文学書を読み解く
14.諸書・哀歌・ヨブ記
15.詩編・箴言・コヘレトの言葉・ダニエル書・続編

あとがき
参考文献

 この文献は「あとがき」にあるように、講義から生まれたものとのことです。正統派の「聖書とシネマ」ですが、楽しそうな雰囲気が伝わってきます。それぞれの項目に該当する映画は、思い浮かべることができたでしょうか。2003年、本書刊行後も、「旧約聖書とシネマ」に材料となる話題の映画は次ぎ次ぎ登場しました。

 参考までに、「1.「伝統! 伝統!」とデビエは歌った」は、次のような内容です。

ユダヤ教は伝統をおもんじる宗教・『屋根の上のバイオリン弾き』
伝統の基は聖書にある
たとえば律法の食物規定・『刑事エデン 追跡者』
ユダヤ教の結婚式・『プライベート・ベンジャミン』
ユダヤ人の誇り・メノラー

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