文化の神学5

 文化の神学というテーマで、これまで映画を取り上げてきており、前回はジジェクに言及しました。ジジェクと映画といえば、最近まで(先週まで)京都でも上演していた次の映画があります。

「スラヴォイ・ジジェクの倒錯的映画ガイド2 倒錯的イデオロギー・ガイド」

「肝心なのは イデオロギーなんだよ、まねけ!」を掲げて、独自の映画分析を織り交ぜながら、現代思想を論じる、ラカン派マルクス主義者のジジェク。パウロに熱い思いを示すなど、キリイスト教思想から見ても、面白い。この映画ガイドでは、ヒッチコックやコッポラなど、多くの映画シーンが取り上げられる。

 たとえば、次のようなもの。

・Possessed(1934)Clarence Brown [蜃気楼の女(1934)クラレンス・ブラウン]
・ The Matrix(1999)Andy and Larry Wachowski [マトリックス(1999)ウォシャウスキー兄弟]
・ The Birds(1963)Alfred Hitchcock [鳥(1963)アルフレッド・ヒッチコック]
・ Psycho(1960)Alfred Hitchcock [サイコ(1960)アルフレッド・ヒッチコック]
・ Duck Soup(1933)Leo Mc Carey [我輩はカモである(1933)レオ・マッケリー]
・Monkey Business (1931)Norman Z McCleod [モンキー・ビジネス(1931)ノーマン・Z・マクロード]
・The Exorcist (1973)William Friedkin [エクソシスト(1973)ウィリアム・フリードキン]
・The Great Dictator(1940)Charles Chaplin [独裁者(1940)チャールズ・チャップリン]
・ Dr. Strangelove(1963)Stanley Kubrick [博士の異常な愛情(1963)スタンリー・キューブリック]
・The Conversation(1974)Francis Ford Coppola [カンバセーション...盗聴(1974)フランシス・コッポラ]
・ Ivan the Terrible(Part Two)(1945)Sergei Eisenstein [イワン雷帝(第二部)(1945) セルゲイ・エイゼンシュテイン]
・City Lights(1931)Charles Chaplin [街の灯(1931)チャールズ・チャップリン]

 などなど。

 なお、「肝心なのは イデオロギーなんだよ、まねけ!」のフレーズは、次の著書の第一部の表題。

スラヴォイ・ジジェク
『ポストモダンの共産主義──はじめは悲劇として、二度め笑劇として』
ちくま新書、2010年。
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