文化の神学14

文化の神学の関連で、映画についての文献を追加します。年末年始を挟んだため、入手が遅くなりました。

木谷佳楠
『アメリカ映画とキリスト教──120年の関係史』
キリスト新聞社、2016年12月。

序章
 はじめに

第1章 映画の誕生とキリスト教(1880-1920年代)
  序
  第1節 スクリーンに甦ったイエス
  第2節 新しい伝道のツールと視点も映画
  第3節 検閲前夜としての「罪の街」ハリウッド
  結
第2章 プロダクション・コードの施行と検閲の開始(1930-40年代)
  序
  第1節 カトリック教会による反発の高まりと検閲の開始
  第2節 十戒としてのプロダクション・コード
  第3節 キリスト教的価値観で規制される映画
  結
第3章 「神の国アメリカ」とエリア・カガン(1950年代)
  序
  第1節 ハリウッドの「赤狩り」
  第2節 映画『波止場』におけるキリスト教
  第3節 プロダクション・コード崩壊前夜
  結
第4章 「古き良き時代」の終焉(1960-70年代)
  序
  第1節 検閲の廃止
  第2節 「伝統的価値観」の喪失
  第3節 映画に再び現れたイエスとジーザス・クライスト
第5章 キリスト教右派の台頭(1980年代)
  序
  第1節 ジーザス・ムーブメントから福音派へ
  第2節 レーガン政権下における「神の国アメリカ」の復活
  第3節 マーティン・スコセッシの『最後の誘惑』と文化戦争
  結 
第6章 終末思想とアメリカ映画(1990-2000年代)
  序
  第1節 9.11以降のアメリカ映画
  第2節 終末論的ディザスター映画
  第3節 キリスト教福音派の終末思想とその映画に与える影響
  結
終章

あとがき
参考文献一覧
映画製作倫理規定(1934-66年)

「あとがき」によると、本書は、2012年春に同志社大学大学院神学研究科に提出の博士論文『アメリカ映画とキリスト教──110年の関係史に関する学際神学研究』を、一般の読者を想定して、大幅に改変を行った、ものとのこと。
 アメリカ文化のキリスト教神学的研究であるが、方法論的には、映画の社会史的研究を基礎にしている。これまで、本ブログで紹介してきたものとは方法論が異なっている点で、興味深い。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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