文化の神学15

 前回は、映画関係を取り上げましたが、テーマを音楽に戻します。
 日本の音楽研究者で、キリスト教とも関わりの深い人物となると、いろいろが人物がもちろん、思い浮かびますが、なんと言っても、皆川達夫をはずすことはできないでしょう。専門は、中世・ルネサンス音楽と思いますが、バロックはもちろん、オラショまで、守備範囲はきわめて広い。
 まずは、専門の中世・ルネサンスで、読みやすい文献を。

皆川達夫
『中世・ルネサンスの音楽』
講談社学術文庫、2009年。

中世・ルネサンス音楽の楽しみ──序にかえて

第一章 キリスト教と音楽
第二章 中世世俗音楽の隆盛
第三章 多声音楽の展開
第四章 新しい芸術の誕生
第五章 ルネサンス音楽を作った作曲家たち
第六章 ルネサンス音楽の広がり──イタリア・フランス
第七章 宗教改革のはざまで──スペイン・ドイツ・イギリス

日本と中世・ルネサンス音楽──結び

あとがき
中世・ルネサンス音楽史小辞典
中世・ルネサンス音楽史年表
中世・ルネサンス音楽史関連地図
付録 ミサ通常文とその訳
事項索引
人名索引

 文庫ではあり、読みやすい文献ではあるが、辞典・年表・地図などが付されており、充実した内容である。キリシタンに関連した日本についての論考で、結ばれているのも、印象的である。中世・ルネサンス・宗教改革と日本は、同時代の接点を有していたということである。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
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