キリスト新聞から

キリスト新聞 (第3426、2017. 1. 21) が届きました。この号が、実際のところ、2017年最初の号となります。というわけで、久しぶりのキリスト新聞ですが、今回も、概要を紹介します。

<第一面>
・「〝原発撤廃へ力を一つに〟 カトリック司教協議会社会司教委が出版記念シンポ」
 「「貧者」への視点から環境問題捉え」「福音の視点から原発問題を考える」

 カトリック中央協議会は、「2016年8月に『回勅ラウダート・シ──ともにクラス家を大切に』、10月に『今こそ原発の廃止を──日本のカトリック教会の問いかけ』」を刊行。これを記念するシンポジウム「父よ、あなたが造られたすべてとともに、あなたをたたえます」が12月14日に」「カトリック麹町教会ヨセフホールで開催」。

 カトリック教会が、原発撤退で立場を明確にした。もちろん、これは宗教の立場からの主張となるわけであるが、この主張を実行するためには、政治的な関与を避けて通れないはずである。日本のキリスト教会はそこまで踏み込むのか、踏み込むできるのか、あるいはその決断・覚悟はあるのか。ともかくも、動向に注目する必要がある。

「Headline/ヘッドライン」:
・「中国で6年ぶりカトリック代表会議 バチカンとの融和持ち越し」
・「稲田防衛相と安倍首相の参拝に抗議 日基教団北海教区宣教部平和部門」

<第二面>
「Topics/トピックス」:
・「聖書」:「テル・レヘシュで初期シナゴーグ発見」「天理大・立教大での調査団が報告会」
 日本調査団が初期シナゴーグ発見の報告会が、12月17日に天理大学で行われた。「紀元1世紀、ローマ帝制期直後期のシナゴーグではないか」。

 初期ユダヤ教の理解にどのような寄与を行うかについて、期待される。

・「社会」:「〝信徒こそが教会を支える時〟」「真生会館でネラン神父偲びミサとパーティー」
 2016年10月に新ビルが竣工した真生会館は、12月23日に、「エポペ・クリスマス降誕ミサ&チャリティー・パーティー」を開催。新宿歌舞伎町にバー・エポペを開き宣教活動した故ジョルジュ・ネラン神父が1970年に同会館の理事長になった縁。
 
・「社会」:「宗教団体の社会活動を4割が認知」「東日本大震災での支援「知らない」が半数」
 庭野平和財団は、2016年に第3回「宗教団体の社会講演に関する調査」を実施。12月1日に立正佼成会附属佼成図書館で公開シンポジウム。活動の中では「教育機関の経営」が36.1%と最も認知度は高かった。

 日本における宗教の認知度がどの程度かは、一つの議論の指標になる。

・「映画」:「『天使にショパンの歌声を』公開」「カナダ・ケベックの自然と文化に浸る」
 ケベック州のカトリク修道会が経営する女学校の経営の危機。校長のシスターは音楽教育を切り札に生き残りを図るが・・・。
 
「Satellite/サテライト」:
・「RCJメディア・ミニストリー 季刊紙「JOY!」の発行開始」
・「南スーダンから自衛隊撤退を 宗教者九条の和が呼び掛け」
・「辺野古訴訟「判決は不当」 日基教団西中国教区が抗議」
・訃報「糸永真一(いとなが・しんいち)」
   「渡辺和子(わたなべ・かずこ)」
   「原登(はら・のぼる)」
・人事「キリスト新聞社」

<第三面>
・「共同の祈り『争いから交わりへ』」「カトリック教会×ルーテル世界連盟」「「ルンド合同礼拝」までの道程」
 「ルーテル学院大学名誉教授 鈴木浩氏に聞く」「「聖餐」の共有どう目指すか課題」
・「ルーテル世界連盟とカトリック教会との共同声明」

 歴史的な一歩。そして、ティリッヒの言った「プロテスタント時代の終焉」(「プロテスタント時代」=「カトリックとプロテスタントの分裂・対立が教会史を規定する時代」)ということになる。もちろん、実質的にはこの方向がこの半世紀明確な仕方で進展しつつあったが。

<第四面>
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<第五面>
・終活「なんでも相談室Q+A」
 Q:「未信者の葬儀どう対処?」
 A:「教会としての立場明確に。」
  今回のお相手:青木義紀さん(日本同盟基督教団和泉福音教会牧師)
 「まず結論から言うと、この件に関して、すべての牧師に共通する統一見解があるわけではありまん。」

・「Information/インフォメーション」
 宗教改革500周年関連 近海予定一覧

 さすがにさまざまな企画があるが、やや決定力、インパクトに欠けるという印象は、わたくしだけか。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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