中国キリスト教研究

 中国のキリスト教は近年の大きな発展と、また政府との微妙な関係において、現在注目の研究分野である。キリスト教研究においても中国を専門にする方は少しずつ増加しつつあるように思われる。
 この中国のキリスト教の歴史を知る上での手引きとなる論集が出版されており、本ブログでも紹介しておきたい。

石川照子、桐藤薫、倉田朋子、松谷曄介、渡辺祐子
『はじめての中国キリスト教史』
かんよう出版、2016年。

『はじめての中国キリスト教史』を読む方々へ (金丸裕一)

第一章 東シリア教会とアジア (桐藤薫)
第二章 明清時代のカトリク教会 (桐藤薫)
第三章 一九世紀中期の中国キリスト教 (倉田朋子)
第四章 清末の中国社会とキリスト教 一八六〇年から一九一一年まで (渡辺祐子)
第五章 中華民国の社会とキリスト教 一九一二年から一九四九年まで (石川照子)
第六章 十九世紀末から日中戦争終活までの日本との中国の教会 (渡辺祐子)
第七章 アジア・太平洋戦争期の「中華基督教団」 (松谷曄介) 
第八章 中華人民共和国におけるキリスト教 一九九四九年から現在まで (松谷曄介)

<コラム>
復活信仰なきキリスト教?
ギュツラフと聖書
太平天国とキリスト教
ハドソン・テイラーと中国内地会
宋美齢・蒋介石とキリスト教
アジア・太平洋戦争勃発後の在華宣教師とその家族
香港のキリスト教
一九四九年以降のカトリック教会

参考文献
あとがき (渡辺祐子)
人名索引
執筆者紹介

 中国キリスト教について、まず関心をもつこと、そして調べることが大切であるが、そのために、手引きとなる文献である。中国のキリスト教について、まとまった講義をおこなうことがあるならば、教科書としたいところである。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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