キリスト新聞から

キリスト新聞 (第3427、2017. 1. 28) が届きました。大学は、授業はほぼ終わり、これから試験とレポート、成績という作業になります。これと並行して、卒論・修論・博論の試問が進められ、次には、大学院入試、そして大学入試と、切れ目なく、仕事は続きます。その間に、研究会が設定され、論文を執筆する、毎年のこととは言え、これからが1年内で最大の難所です。

<第一面>
・「〝弱者排除しない世界〟 訴え」「映画『沈黙』公開、スコセッシ監督来日」
 「隠れキリシタンの子孫も登壇」「「忠実に敬意を持って描いた」」

 『沈黙─サイレンス─』がいよいよ公開。1月16日、来日したスコセッシ監督による記者会見が都内で行われた。

 日本文学そして日本文化とキリスト教との関わり付いて、日本人自身が考える機会になればすばらしい。こうした分野において本格的な議論ができる研究者が求められている。

「Headline/ヘッドライン」:
・「パレスチナのアッバス議長が教皇と会談 トランプ氏を警戒か」
・「教皇、北朝鮮核実験を批判」
・「靖国神社・伊勢神宮への参拝に抗議 日本同盟基督教団「教会と国家」委」

<第二面>
「Topics/トピックス」:
・「聖書」:「聖書の価値観を映像で伝える」「日本聖書協会「動画コンテスト」結果発表」
 「第1回聖書動画コンテスト・アワード」が1月9日、銀座のヤマハ銀座スタジオで行われた。20作が上演され、最優秀作品賞、作品賞などが発表。

 なるほど、考えてみれば当然の企画か。これをどのように広報するかが課題になるだろう。第2回は3月より作品募集とのこと。詳細は日本聖書協会HP。

・「社会」:「〝出会いの中で新たな一歩を〟」「第1回賀川豊彦賞に認定NPO法人抱樸」
 公益財団法人賀川事業団雲柱社が設立した「賀川豊彦賞」。第1回受賞団体は、認定NPO法人抱樸(北九州市、路上生活者にたいする、全般的かつ継続的な支援を実施)。1月13日に賀川豊彦記念松沢資料館で授賞式。
 
 賀川の再評価は、日本のキリスト教にとって、大きな鍵になるかもしれない。
 
・「芸術」:「《ロ短調ミサ曲》を日本語で上演」「東京バッハ合唱団が合唱参加者募集」
 「同作品は、カトリックとプロテスタントの壁を超えたエキュメニカルなミサ曲であり、バッハの普遍精神の象徴を言われるもの。」

 宗教改革500周年にふさわしい企画。キリスト教的な音楽であることを十分に理解されていないとはいえ、日本にこれだけの企画を実現するだけのキリスト教音楽が浸透していることは評価すべきだろう。過小評価だけでは、実態が見えないように思われる。

「Satellite/サテライト」:
・「宗教改革500年にあたり聖書協会が統一ロゴ作成」
・「『聖書 新改訳2017』刊行」控え 小冊子で特徴やサンプル紹介」
・「特別な配慮必要な人を応援 WCRP日本委が団体を支援」
・「結核のカリタス元講師 横浜地裁が上告を棄却」
・教育「聖心女子大創基100周年 高祖敏明氏が記念講演」

<第三面>
 第一面に続き、映画 『沈黙─サイレンス─』公開記念特集
 人間の異質性と贖罪を問う、キリシタンの苦悩に思いを重ねて、監督、キャストが語る信仰とキリスト教
 「映画館と教会が逃げ場だった」「マーティン・スコセッシ監督」
 「信じるもの否定されるのは苦しい」(通辞役:浅野忠信)
 「答え押しつけない懐の深い作品」(キチジロー役:窪塚洋介)

<第四面>
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<第五面>
・終活「なんでも相談室Q+A」
 Q:「特定業者への依頼は癒着に?」
 A:「司式者の負担を減らす工夫を。」
  今回のお相手:高見晴彦さん(株式会社シャローム代表取締役社長)
 「教会・司式者と葬儀社の連携がうまくいかないと、ご遺族に対して十分な寄り添いを行うことは難しいものです。」

 限られた時間の中でのベストということになる。透明性・公正性の要求は、時間と労力にコストの上で成り立っており、それへの配慮のない意見は、残酷なことになるかもしれない。

・新連載「 『沈黙』への道、 『沈黙』からの道──遠藤文学を読み解く」:金承哲(南山大学)
 「1 『母なるもの』」「「哀しみの聖母」と重なり合う母の顔」

 遠藤周作をとりあげた新連載、しかも金先生。キリスト新聞の楽しみが増えました。第一回は、『母なるもの』。わたくしも、印象深く記憶している作品です。遠藤周作の原点の一つがここにあるのではないでしょうか。

<第六面>
・SONO「教派擬人化マンガ ピューリたん」39
 「一月一日」「年賀状工房」
 
 
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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