宗教の神学の動向3

Elizabeth J. Harris, Paul Hedges, Shanthikumar Hettiarachchi (eds.),
Twenty-First Century Theologies of Religions. Retrospection and Future Prospects,
Brill, 2016. 

 第三部の紹介です。

Part 3  Beyond the Typology: New Debates, New Vistas
11 Avowing Religious Identity and the religious Other: A Postcolonial Perspective (Shanthilumar Hettiarachchi)
12 After Deconstruction: A 'Weak' Theology of Religions? (Kristin Beise Kiblinger)
13 Towards a Relational and Humanizing Theology: A Christian-Muslim Dialogue (Oddbjorn Leitvik)
14 Christianity as the Measure of Religion? Materializing the Theology of Religions (Marianne Moyaert)
15 Theology of Religions in a Postcolonial Perspective: Epistemological and Ecclesiological Reflections (Sigrid Rettenbacher)
16 The Four Chalcedonian Adverbs: A Reflection on Buddhist-Christian Dual Belonging (Janet P. Williams)
17 Passion and Fog: The Impact of the Discussion about the Theology of Religions Typology on the Epistemology of Comparative Theology (Ulrich Winker)

 比較的最近の神学動向(わたくしの言い方で言えば、現代神学2)における、つまり現代思想の文脈での宗教に神学の新しい議論の展開が扱われています。
・ポストコロニアルの状況と、そこにおける宗教間対話
・現代思想の諸動向との関わりでの議論、弱い思想!  認識論
・自己同一性と他者という理論、その文脈での複数宗教帰属の問題

 これが現代の宗教の神学に関して、特に注目すべき部分と思われる。しかし、その一方で、近代の問題状況が簡単に飛び越えられてよいのか、という印象も受ける。確かに、類型論で済む問題でないことは言うまでもないが。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
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