キリスト新聞から

キリスト新聞 (第3430、2017. 2. 18) が届きました。大学院入試関係の仕事が一段落して、今週から来週にかけては、研究会が続きます。それが終わると、次は、大学入試関係となります。間をぬって、論文を書きます。

<第一面>
・「シゴトは地味だが面白い」「実力編集者本づくりに注ぐ情熱トーク 銀座教文館」
 「〝自分が読みたいと思える本を〟」「〝信仰生活の実態描く本も〟」
 キリスト教出版販売協会が共同で作ったブックガイド「これだけは読んでおきたいキリスト教書100選」の関連フェア開催中の教文館で、2月4日、「シゴトは地味だが面白い」と題するトークイベント。土肥研一(日本キリスト教団出版局)、高木誠一(教文館出版部)の両氏が登壇。司会は、松谷信司(キリスト新聞社)。

 登壇者も、司会者も、しばしば仕事を一緒にする方々。若手の編集に関わる人材は貴重な存在であり、そうした人たちが元気になるイベントは必要と思われる。出版全体が変化する中(出版と研究との関わりを含めて)、編集者の仕事も変化することになる。若手研究者を育てる名物編集者は、遠い過去の伝説のような気もする。このような素晴らし時代は、日本にそもそも存在したのか、という気さえしてくる。

「Headline/ヘッドライン」:
・「ローマ市内に教皇批判のポスター」
・「ノルウェーのルター派が同性婚受け入れ」
・「米海兵隊員による暴行事件に日基教団西中国教区が抗議声明」

<第二面>
「Topics/トピックス」:
・「社会」:「「平和には核兵器ない社会を」」「バチカン外務長官ギャラガー大司教来日」
 今年日本はバチカンとの国交樹立75周年。日本政府の招聘で、外務長官のポール・リチャード・ギャラガー大司教が、1月28日に来日。2月3日まで滞在。28日にカトリック麹町教会で、29日にカトリック関口教会でミサ、30日は広島、31日には安倍晋三総理らと会談、2月2日には上智大学で講演「平和文化の促進」。

 75周年ですか。バチカンの動きは、まさに政治レベルでも大きな意味をもつことがわかる。

・「社会」:「キリスト者が約195万人?」「文化庁文化部宗務課が宗教統計調査を発表」
 1月13日、2016年度の宗教統計調査を発表。今回の調査の数値は12月31日のもの。信者数はキリスト教系が、192万8079人。

 この192万人とう数字自体は、キリスト教「系」ということで、キリスト教の範囲しだいでは、不思議ではないとも言える。もっと大きな数字もだすことはできる。統計は、どんな仕方で調査を行ったのかがもっとも肝心な点であり、よく言われる100万人は、もっともいわば硬い数値。基準を緩めれば、さらに大きくなるのは不思議でもない。
 問題は、宗教に所属するとはいかなる意味で理解すべきかということと、そのデータの収集の仕方はどうあるべきかということ。

・「映画」:「宗教間の宥和テーマにムスリム描く」「「イスラーム映画祭2」3月は神戸でも」
 バックパッカー(藤本高之さん)が一人で始めた「イスラーム映画祭」。その2回目が、1月に東京と名古屋で開催。3月には神戸でも。宗教間の宥和が大きなテーマに掲げられた映画祭。

 すばらしい企画である。

「Satellite/サテライト」:
・「二十六聖人殉教から420年 タグレ枢機卿が記念館訪問」
・「世界遺産登録目指し推薦書をユネスコへ」
・「「殉教者とともに」 結城神父の記念碑除幕」
・「リニア中央新幹線めぐり 教会が移転補償求め署名活動」
・「救世軍が俳句コンテスト 「社会鍋」題材に作品募集」
・訃報:「三浦朱門(みうら・しゅもん)」

<第三面>
「終活:なんでも相談室Q&A」
Q:キリスト教葬儀は安い?
A:事前に費用の確認を。
 今回のお相手:青木義紀さん(日本同盟基督教団和泉福音教会牧師)

 どうぜんの答えだろう。

・連載「 『沈黙』への道、 『沈黙』からの道──遠藤文学を読み解く」:金承哲(南山大学)
 「4 『ユーモア小説』」「「世の屑」のような存在への優しい凝視」

 「遠藤周作のは、「狐狸庵」という名で、ユーモアあふれる「糞尿譚」をかなり書いた」、「糞と尿ほど、人々に貶められる「劣者」に置かれるものはない」。

 遠藤周作の多様なジャンルのそれぞれの特質と相互の繋がりは、遠藤研究のポイントの一つだろう。糞尿を題材にするのは、長い伝統があるとも思われる。中国(たとえば、道教)から日本にかけての思想的文化的伝統を振り返るのが有益か?
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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