宗教改革関係文献4

金子先生のルター研究を紹介してきていますが、なんと言ってもその中心は、今回取り上げる著作であり、一連の「人間学」研究の出発点ともなった著作です。

金子晴勇
『ルターの人間学』
創文社、1975年。

凡例
序論

第一部 ルターの人間学の特質
  第一章 哲学的人間学と神学的人間学──人間学的区分の問題を中心にして
  第二章 内的人間と外的人間──キリスト教的内面性の問題
  第三章 創造・堕落・救済──『創世記講解』における宗教的人間学
  第四章 義人にして同時に罪人──キリスト者の実存形態の解明
  第五章 宗教改革的人間学の成立──フミリタス概念の思想史的考察

第二部 ルターの人間学における良心概念の研究
  第一章 中世思想史における良心とシンテレーシス
  第二章 初期ルターのシンテレーシス概念
  第三章 初期ルターの良心概念
  第四章 試練を受けた良心の神学
  第五章 『ガラテヤ書講解』(一五三一年)における良心と試練の意義
  第六章 生と死の弁証法
  第七章 良心の倫理
  第八章 ルターと現代思想における良心の問題

付論 宗教的基礎経験の意義について──アウグスティヌスとルターの比較考察

あとがき
人名・事項索引
資料と参考文献


 金子先生の著作は、大きなテーマを集中的に論じた大著と、講義などが基礎になった教科書的な書物とに分けることができるが、今回取り上げたのは、前者の代表的なものである。本格的にルター研究を志す人は、このしっかりした基礎研究を自らのものにしつつ、さらに先を目指さなければならない。
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