宗教改革関係文献5

 宗教改革関係文献のなかより、金子晴勇のルター研究を紹介してきたが、金子先生のルター・宗教改革研究は、高度に専門性の高い大著と教科書的な文献のほかに、共著・編著のものも含まれる。
 日本でルター研究を志す人向けの手引きとなるのが、次の文献であり、以前に本ブログでも紹介したことがあったように思う。

金子晴勇/江口再起編
『ルターを学ぶ人のために』
世界思想社、2008年。

はじめに (金子晴勇)

Ⅰ 生涯と仕事
1 前史──歴史的背景 (永田諒一)
2 求道の歩み (立山忠浩)
3 改革者としての仕事 (鈴木浩)
4 大学教授と教会形成 (徳善義和)

Ⅱ 思想の対決と形成
1 時代思潮 (金子晴勇)
2 宗教改革的認識の開眼 (江口再起)
3 新しい神学の形成 (江口再起)
4 聖書の新しい読み方 (竹原創一)

Ⅲ 思想の根本問題
1 十字架の神学 (鈴木浩)
2 義認 (竹原創一)
3 教会 (石居正己)
4 世界 (倉松功)

Ⅳ 人間と文化
1 神と人との関係 (宮庄哲夫)
2 自由と良心 (金子晴勇)
3 職業と社会 (金子晴勇)
4 生と死 (石居基夫)
5 学校教育 (菱刈晃夫)

Ⅴ ルターの影響
1 文化に対する影響 (江口再起)
2 教会に対する影響 (倉松功)
3 研究史 (徳善義和)

ルター略年譜 (金子晴勇)
人名索引 

 比較的最近のものでもあり、ルターについて学ぶにはまずお勧めの論集である。できれば、一回り若い世代の研究者が中心の論集が企画できればさらによかった。(そこが難しい点とは思われるが。)
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