宗教改革関係文献10

狭義の宗教改革論ではありませんが、宗教改革からそれ以降の思想展開をあつかったものとして、関係文献に入れることは可能でしょう。敬虔主義、キリスト教啓蒙主義は、いずれも、日本では、あまりにも手薄な研究領域の一つであり、貴重な研究と言うべきでしょうか。

成瀬治
『伝統と啓蒙──近世ドイツの思想と宗教』
法政大学出版局、1988年。

まえがき

Ⅰ 宗教改革と敬虔主義
 宗教改革の本質──ルターを中心に
 ルターと国家権力
 十七世紀ドイツの信仰と思想
 敬虔主義の歴史的意義
 
Ⅱ 啓蒙主義と信仰
 初期啓蒙主義における理性と信仰──クリスティアン=トマジウスの哲学・倫理思想をめぐって
 ドイツ啓蒙主義のルター観──レッシングの場合
  
Ⅲ 啓蒙主義と革命
 シラーにおけるy自由の理念との国民意識
 シラーとフランス革命──『人間の美的教育に関する書簡』を中心に
 ゲンツの反革命思想──ドイツ「啓蒙主義」政治理念への一視角
 ドイツ「民族文化」形成についての一考察

成瀬治教授論文集刊行に寄せて (森田安一)
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