2017年度の研究の概要

 2017年度がはじまり、研究に関しても2017年度の方向性を確認すべき時期となっている。ここでは、課題の確認を中心にメモを掲載していきたい(詳細は、後日、「ようこそ 芦名研究室へ」の方に掲載予定)。

1.研究の大枠は、二つの科研(厳密には、三つ)によって規定される。
 一つは、「拡張された自然神学の具体化としての「科学技術の神学」─東アジアの文脈で─」であり、もう一つは、トロヌ・カルラさんとの共同という形による、「日本のカトリック殉教者と歴史的記憶」である。特に前者の研究課題はさまざまな形で具体的に展開されることになる。後者については、さしあたり、「歴史的記憶」をめぐる理論的な議論を取り上げることになると思われる。

2.刊行予定の研究
 2017年度には、いくつかの書籍の刊行が予定されている。特に、今年度の前半と夏が、山場となる。
・シュスラー編の論集の翻訳出版。これは、ここ数年来取り組んできたものであり、10月頃の出版実現を目指した作業が行われる。
『東アジア・キリスト教の現在─家族・死者儀礼・公共性・ナショナリズム─』の出版。これは、当初は、かなり大きな出版企画として準備されたものの一部であり、したがって原稿自体はほぼ揃っている。あとは、若干の加筆・修正と仕上げが残っているだけであり、年内の刊行が目指されている。

3.『福音と世界』の連載と講義との連携
 毎月、連載のための文章を準備するのは従来の研究態勢に見直しを要求することになった。特に、大きいのは、大学での講義との有機的な関連付けであり、特殊講義と結びつけることによって、毎月の作業がスムーズに進むよう工夫を行う必要がある。また、これは科研による研究とも当然連関することになる。

4.学会・研究会との関わり
 学会・研究会への関与は、研究を行う上で、重要な意味をもっている。しかし、過度の関与は、研究時間に跳ね返ってくることになり、一方で責任を負いつつも、他方では、関与する役職の整理が重要である。2017年度は少し整理を行うことを試みたい(整理した一方で、新しい役職が増えるのは困ったことである)。

5.論文・研究発表
 研究は、「2」の書籍としての刊行のほかに、論文の執筆、口頭の研究発表という形で進められる。
 執筆すべき論文については、すでに3本(一つは8月末締めきり)が予定されており、これ以上は難しい状況であり、口頭発表(こちらは、9月)も、依頼を受けているもので手が一杯である。
 そのほかに、書評の依頼が、現在、3本。一つは連休前が締めきり、あとの二つは5月中。

 以上が、現時点で描いている、研究の概要である。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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