ボンヘッファーから「日々の言葉」

 毎日の生活の中で、「言葉」に触れることが出来るような工夫はさまざまになされてきたが、次のようなものも存在する。

マンフレート・ヴェーバー編
『信じつつ祈りつつ──ボンヘッファー短章366日』
新教出版社、1997年。

「日々の言葉」という毎日の生活の中で言葉に親しむ試みには、さまざまなものがあるが、本書はボンヘッファーの著作から集められた言葉集である。
 「この日々の言葉は、一応教会の伝統に従って、だいたい教会暦に基づいて編さんされている」、「まさにボンヘッファーの生涯と神学、そしてその信仰の告白的戦いの足跡をたどりながら、キリストへの服従を学ぶための入門書と言えよう」(小池創造・訳者「あとがき」、131頁)。

5月7日の言葉。
「何もしないでじっと待つことと、無気力な傍観は共に、キリスト教的な態度とは言えない。」(43頁)

 ブルームハルト的に言えば(井上良雄『神の国の証人・ブルームハルト父子──待ちつつ急ぎつつ』新教出版社、1982年)、キリスト者の態度とは「待ちつつ急ぎ、急ぎつつ待つ」となるだろうか。
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