キリスト新聞から

キリスト新聞 (第3441、2017. 5. 20) が届きました。2週間ぶりのキリスト新聞です(連休をはさんだためでしょうか)。連休前から連休あけにかけて、世界情勢は、いくつかの危機的な局面を迎えていましたが、ともかくも、乗り切った、あるいは先送りしたようです。一方で忙しい日常はあいかわらず継続中です。

<第一面>
・「エジプト 教会爆破テロ受け一致へ」「教皇や各首長会談で追悼式典、共同宣言」
「コプト正教会〝信仰守り通す決意〟」「教皇〝神との契約が平和の基礎〟」
 「教会を狙った自爆テロに、エジプト全土が震撼している」「4月9日」

 アフリカで何が起こりつつあるかについて、キリスト教・宗教多元性の観点からも、注目すべきであろう。経済と政治は大切であるが、それだけでは理解が「薄く」「浅く」なる。

「Headline/ヘッドライン」:
・「A・プランティンガ氏にテンプルトン賞」
    当然と言えば当然。
・「幼児の心を国家が操作する危険性指摘 同盟教団「教会と国家」委が抗議声明」
・「「共謀罪新設の必要なし」法案廃止求め改革派教会が声明」

<第二面>
「Topics/トピックス」:
・「教会」:「〝多様性の一致に努めた60年〟」「徳善義和氏にエキュメニカル功労賞」
 日本エキュメニカル協会の「エキュメニカル功労賞」の第23回顕彰者に、徳善義和氏が選ばれた

 長年の働きに感謝したいと思います。

・「教会」:宗教改革500年を将来へ伝える」「日本ルーテル教団が記念礼拝、小冊子も発行」
 宗教改革500年を記念する礼拝を、5月3日、東京ルーテルセンター教会で行った。

 今年は、こうした記念企画が日本でも多く行われるだろう。500年はよい機会である。しかし、歴史の過去の出来事として記念するということ以上のことが求められているようにも思われる。

・「歴史」:「昭和初期の宣教師夫人の実像紹介」「明治学院歴史資料館が『東京がたり』刊行」
 『東京がたり』。米国長老教会海外伝道局が無料配布用に作成した小冊子を日本語訳したもの。昭和初期に東京で活動していた宣教師らのエッセイを収録。

 新しい資料が利用可能になることは、喜ばしいことである。 

「Satellite/サテライト」:
・「日本ナザレン教団本部 耐震補強・修繕工事へ」
・「社会鍋俳句コンテスト 救世軍が入賞作を発表」
・「教育勅語の教材使用 国際友和会日本支部が抗議」
・「閣僚らの靖国参拝などに 同盟「教会と国家」委が抗議」
・「広島流川教会の定礎板 原爆の恐ろしさ伝える」
・「『新カトリック大事典』オンラインの単体利用も」
・訃報「秋田稔(あきた・みのる)さん」

<第三面>
「終活:なんでも相談室Q&A」
Q:「ペットの葬儀はできる?」
A:「葬儀を模したかたちで。」
 今回のお相手:青木義紀さん(日本同盟基督教団和泉福音教会牧師)

 宗教研究の分野では少し前から問題とされてきたこと。しかし、人間の方の葬儀をとこかくもなんとかする必要がある。

・連載「 『沈黙』への道、 『沈黙』からの道──遠藤文学を読み解く」:金承哲(南山大学)
 「15 『悪霊の午後』」
 「「心のなか」に存在する抑えつけられた欲望」

 無意識・欲望は、宗教を問いときに、はずせないテーマとなっている。キリスト教的には、欲望は被造性(善)と堕罪(悪)の境界領域に存在する。現代思想は、これに対してしばしば心理学的・分析的な手法でアプローチするが、これと伝統的なキリスト教的知との関連づけは、一定の蓄積はあるが、本格的にはまだまだの感がある。ここにも課題がある。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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