アフリカとキリスト教

 20世紀に急成長したことで、知られるアフリカ、特にサハラ以南アフリカは、21世紀に、キリスト教の中心的な地域として成長することが期待され、予想される地域である。キリスト教研究にとって、アフリカ研究の意味は少なくない。しかし、その一方で日本におけるアフリカのについてに知識、特にその歴史についての知識は決して十分ではないのが実情と思われる。現在の学校教育にこの点を期待することが現実的かは別にして、しっかりしたアフリカ史が必要なことは疑いもない。
 読みやすくしっかりしたアフリカ史、しかも通史として刊行当時話題になったのが次の文献である。アフリカのキリスト教について考えるにも、このあたりからスタートすることがよいのではないだろうか。

宮本正興・松田素二編
『新書アフリカ史』
講談社現代新書、1997年。

はじめに──アフリカ史に学ぶ

第Ⅰ部 アフリカと歴史
  第一章 アフリカ史の舞台
  第二章 アフリカ文明の曙

第Ⅱ部 川世界の歴史形成
  第三章 ザイール川世界
  第四章 ザンベジ・リンポポ川世界
  第五章 ニジェール川世界
  第六章 ナイル川世界

第Ⅲ部 外世界交渉のダイナミズム
  第七章 トランス・サハラ交渉史
  第八章 インド洋交渉史
  第九章 大西洋交渉史

第Ⅳ部 ヨーロッパ近代とアフリカ
  第一〇章 ヨーロッパの来襲
  第一一章 植民地支配の方程式
  第一二章 南アフリカの経験

第Ⅴ部 抵抗と独立
  第一三章 アフリカ人の主体性と抵抗
  第一四章 パン・アフリカニズムとナショナリズム
  第一五章 独立の光と影

第Ⅵ部 現代史を生きる
  第一六章 アフリカの苦悩
  第一七章 二一世紀のアフリカ

参考文献
執筆者紹介

 新書とは言え、参考文献まで含め、600頁近い文献であり、学ぶことが多い企画である。


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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
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