アーミッシュ研究の広がり

 以前(4月22日)、本ブログで紹介した、『アーミッシュたちの生き方──エイジ・フレンドリー・コミュニティの探求』の著者である鈴木七美さん(国立民族博物館)から、その後、関連研究の雑誌やコピーを送っていただいた。日本における再洗礼派・アーミッシュ研究に関連する研究として貴重なものであるので、紹介したい。

1.Nanami Suzuki (ed.),
The Anabaptist Idea and the Way of Practicing Care. Reconsidering the Meaning of Life in the 21st Century,
(Senri Ethnological Studies 79)
Nationai Museum of Ethnology, 2012.

 I Idea and Practice of Care Extended by Anabaptist People: Cooperation toward Developing Various Methods of Communication (Nanami Suzuki)
 II The Amish Way of Life in Modern American Society (Stephen E. Scott)
 III Analyis of Amish Family-Basedd Education: Through the "Children's Section" of Family Life Magazine (Chiho Oyabu, Toshiharu Sugihara)
 IV A Confluence of Alternatives: The Merging of Mennonites and Peace Projects in Kenya (Shin-ichiro Ishida)

List of Contributors

2.鈴木七美
 「コミュニティ創生と健康・治療・食養生──18から19世紀南部におけるモラヴィア教徒の軌跡から」 (常松洋ほか編 『アメリカ史のフロンティア I アメリカ合衆国の形成と政治文化──建国から第一次世界大戦まで』 昭和堂、2010年、78-102頁)。

3.鈴木七美
 「キリスト教非暴力・平和主義の底流──再洗礼派メノナイト・アーミッシュ」(綾部恒雄監修・編 『結社の世界史5 クラブが創った国アメリカ』 山川出版社、2005年、84-96頁)。

4.鈴木七美
 「ダイジェスト・コスモロジーの近代──食と健康」(池上良正ほか編 『岩波講座 宗教7 生命─生老病死の宇宙』 岩波書店、2004年、213-239頁)

 全体として、再洗礼派の歴史と現在、教育・食・健康・生命・平和といった主題で展開される研究であり、キリスト教研究あるいは宗教研究とも、多くの接点が存在する。今後、さまざまに参照させていただくことになるものと思われる。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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