Ministryから

 キリスト新聞社刊行の、季刊「Ministry/ミニストリー」 Vol.33 (2017.5)を関係者からいただきましたので、簡単に紹介します。

 「ミニストリー」は、以下のような連載記事かわかるように、教会・聖職者を中心にキリスト教にかなり意識的にコミットしている人を読者として想定しているとの印象を受けます(「次世代の教会をゲンキにする応援マガジン」)。

・荒井仁「「教会教育」再考」8:「高齢者との関わりから」
・「リレー連載・牧会日誌」21:
・平野克己「説教道場」その五
・越川弘英「ワタシの礼拝論」第19回:「礼拝改革論(11)~「PDCAサイクル」と礼拝」
・中道基夫「宣教学特講~ミッションはインポッシブル?」第一講:「宣教の危機」
・朝岡勝「〝中堅〟説教者奮闘記」7:「福音の中身を説教者自身が明確に語れるか」
・橋本祐樹「ドイツ・プロテスタントにおける典礼の現在」第1回:「礼拝における祝福~執行のクオリティ」
・大上仁監修「マスターと考える「教会経営コンサルティング」入門」クライアントナンバー6:「教会が提供するサービス① キリストの香」

 とざっと見たところでも、この季刊紙の特徴は明瞭であろう。教会のいわば現場に近いところで、より広い仕方で問題を共有しようとの意欲はよく伝わってくる。

 以上の連載のほかに、「グローバル・エキュメニズムからの便り」(西原廉太)、「海外トピックス・中国教会探訪」(松谷曄介)、「キリスト教雑誌・拾い読み」、「新刊さんいらっしゃい」、「シネマ黙想」などの企画によって、多様な情報提供が試みられ、そして、毎回の雑誌のいわば顔となるのが、特集企画である。
 今回の特集は、「あなたの知らない宗教改革」、つまり、宗教改革500周年である。ここまではよくある企画であるが、この季刊紙のの特徴は、特集が、現地ルポ「宗教改革500周年はどのように祝われているか」(岡田勇督)、「「これだけへ読んでおきたい」宗教改革がわかる20冊」、「ピューリたんと行く宗教改革への旅」から始まることでしょう。
 その後、特集は、三つの寄稿文(木村あすか、大石周平、永本哲也)で一段落となります。しかし、さらにその後に配置された次の二つの記事を含めれば(実際、二つ目の記事は特集の一部です)、今回の季刊紙全体が特集とも言えます。

・「シリーズ・21世紀 神学の扉」:「宗教改革ルターの神学」江藤直純氏インタビュー、「500年目の宗教改革 争いから和解と一致へ」
・スペシャルインタビュー・金子晴勇氏:「「信仰の洞察」としての霊性」

 宗教改革企画を締めくくるにふさわしい記事です。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
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