宗教改革500周年

先日、次の記録集(冊子)をお送りいただいた。

2016年度
『北星学園大学スミス・ミッションセンター講演会記録集』

 内容は、二つであり、一つは、スミス・ミッションウィークプログラム(ウィーク主題「平和」)に関わる、特別記念講演会と講話の記録である。
1.スミス・ミッションセンター特別講演会
  「戦争と平和─私が関わった3つの戦争」石弘之(北京大学・ブータン王立大学客員教授)

2.スミス・ミッションウィークチャペルタイム講話
・戦争する国家とキリスト教 (矢口以文)
・豊かさの代償─ラナ・プラザから考える平和 (萱野智篤)
・「ミュージアム」から見た「平和教育」 (高杉巴彦)
・アウシュビッツ強制収容所で生き残った人びと (石弘之)

 そして、もう一つが、次の「宗教改革記念講演会」の講演録である。
手島勲矢 「ヘブライ語聖書と宗教改革:文明史的な意義を求めて」 

 ルターの逸話や、その前後のキリスト教史の事情などを中心とした、話とは異なり、宗教改革の時代を、「文明史的に」、ユダヤ教の連関という仕方で論じる、手島先生ならではの講演である。
 たとえば、次のような仕方で、講演はスタートする。

「ラビ聖書の初版が、ダニエル・ボムベルグの手によってヴェニスで印刷され、発表された年が、1517-18年なのです。このラビ聖書の初版こそは、現在、聖書学者ならば誰でも手にするヘブライ語聖書Biblia Hebraicaの基礎となる聖書です。」(41-42)
「1517年のルターの宗教改革と、1517-18年に誕生するラビ聖書初版-この二つの事件の偶然の一致について思わされること」(43)
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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