キリスト教研究と事典・辞典3あるいはアフリカのキリスト教5

 今回は、キリスト教研究と事典・辞典とアフリカのキリスト教の接点を扱います。
 アフリカのキリスト教について研究を行うにも、事典・事典はそのスタートして有用です。たとえば、アフリカの諸国家について、神学動向については、すでに本ブログで、紹介済みの次の事典・辞典が役に立ちます。

・デイヴィッド・B・バレット編『世界キリスト教百科事典』教文館、1986年(原著は、1982年)。
・David B.Barrett, George T.Kurian, Todd M.Johnson (eds.),World Christian Encyclopedia. A comparative survey of churches and religions in the modern world. Vol.1 second edition, Oxford University Press, 2001.
・ヴァージニア・ファヴェリア、R.S.スギルタラージャ編『〈第三世界〉神学事典』日本キリスト教団出版局、2007年(原著は、2000年)。

 しかし、もし、ドイツ語が読めるのならば、次の事典はきわめて詳細であり、有益である。やや古い(1977)のが難であるが、膨大な事典の第一巻であるから、しかたがない(最終巻である36巻目の刊行が、2004年)。大きな事典・辞典を編纂するということは、数十年単位で一貫して遂行されねばならない企画であり、事典・辞典はきわめて大規模な文化事業なわけである。近代的な知の典型と言えるだろう。
Theolosiche Realenzyklopädie, Band I. Aaron-Agende, Walter de Gruyter, 1977.
 わたくしが、自分の研究室で利用しているのは、Studienausgabe であるが、アフリカの項目は、640-747頁に及んでおり、新書一冊分は十分にある。
項目は、次の三つからなる。

I. Das christliche Nordafrika (2.bis 7.Jh.)
II. Missions- und Kirichengeschichte
III. Afrikanische Religionen

 この項目は、大はばな書き換えが必要な項目の一つであろう。
 新しい状況を反映した事典・辞典となると、やはり、Webを利用せざるを得ない。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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