キリスト教研究と事典・辞典4

 キリスト教研究に関連した代表的な辞典と言えば、なんと言っても、RGGであろう。わたくしの学生時代は、第三版のお世話になり、後に、Studienausgabeを入手し、現在も研究室においてある(最近は使うことがほとんどなくないった)。
 現在は、2007年に完結した、第四版である。

Hans Dieter Betz, Don S. Browning, Bernd Janiwski, Eberhard Jüngel (Hrsg. von),
Religion in Geschichte und Gegenwart. Handwörterbuch für Theologie und Religionswissenschaft
Vierte, völling neu bearbeitete Auflage
Band 1 A-B,
Mohr Siebeck, 1998.

 Registerの別巻以外に、全8巻の辞典であり、刊行には10年ほどの時間を要している。昨日、紹介したTREほどではないが、ドイツの神学・宗教研究の水準をあらわすものである。
 基本的用語の分析について、修士論文、あるいは博士論文でも、研究対象の思想家のテキストにおいて自分で用語を丹念に収集分析するのではなく、辞書の引き写しで済ましている例が見られるが、RGGあたりになると、参照し、論文(もちろん、注で)で言及しても違和感はない。一般の語学事典で概念分析が済むくらいならば、研究も楽なものである。
 信頼のおける辞書をきちんと使いこなすこと、繰り返しになるが、これは研究の出発点で取得しておくべき事柄である(演習はその実践の場である)。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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