『図書』 から

『図書』(2017.7。岩波書店)が届きました。今年の梅雨は雨が少ないという感じでしたが、今日明日は梅雨らしい天候のようです。来週はかなりの暑さいなるとか。体調を崩している人を見かけますが、スポーツ選手ではありませんが、研究者も身体が土台です。

 今回の、エッセイで、まず興味深かったのは、次の文章です。

・原武史「三笠宮との対話」
 「人文社会系の学者にとって、研究対象との「距離」をどうとるかは難しい問題である」から始まる文章。三笠宮という人物のことが伝わってくるという印象です。
 「了解を得た上できちんとメモをとっておくべきだったと思う」は同感である。

 そのほかは、キリスト教思想に関わるものは今回も少ない。桑原裕子「ハエちゃんのこと」では、後半で「クリスマス」「サンタクロース」が出て来るが。
 しかし、次のエッセイは表題からも内容からも、キリスト教思想に関連している。

・池澤夏樹「古代イスラエルの恋の歌」
 内容的には、著者の「従兄」で「聖書学者」である、秋吉輝夫(聖書の「新共同訳」のメンバー)についての文章であり、「雅歌」を通して、古代イスラエルの女性のことが語られ、新共同訳と秋吉訳との対比が示される。

 たしかに、聖書は型どおりの図式で処理すると、肝心の内実の抜け落ちてしますことになる。まずは、解説書ではなく、自分で読むことが必要である。 
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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