「政治的なもの」をめぐって

 20世紀は、「政治的なもの」をめぐって、つまり、政治哲学の固有性について、多くの議論が戦わされた。議論は現在も継続中であり、それは政治神学の構築にも無関係ではない。
 その論者の一人である、ムフの文献を今回は紹介したい。ややコンパクトな文献であり、ムフの今世紀に入ってからの著書である。しかし、議論はとくに大きく展開しているということではないように思われるが、「Multipolar」という用語が気になるので、後半部分を中心に内容を検討してみたい。

Chantal Mouffe
On the Political,
Routledge, 2005.

One  Introduction
Two  Politics and the Political
Three Beyond the Adversarial Model?
Four Current Challenges to the Post-political Vision
Five Which World Oder: Cosmopolitan or Multipolar?
Six Conclusion

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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
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