シャンタル・ムフ4

 シャンタル・ムフは、必ずしも多作な思想家ではありませんが、編著・共著にも重要なものが少なくありません。
 たとえば、次のものは、現代思想の文脈にムフの徹底的民主主義の位置づける上で、重要なものです。ローティとの差異に注目すべきと思われます。

Chantal Mouffe (ed.),
Deconstruction and Pragmatism,
Routledge, 1996.

Notes on Contributors
Acknowledgements

1  Deconstruction, Pragmatism and the Politics of Democracy
  Chantal Mouffe
2 Remarks on Deconstruction and Pragmatism
  Richard Rorty
3 Deconstruction and Pragmatism -- Is Derrida a Private Ironist or a Public Liberal?
  Simon Critchley
4 Response to Simon Critchley
  Richard Rorty
5 Deconstruction, Pragmatism, Hegemony
  Ernesto Laclau
6 Response to Ernesto Laclau
  Richard Rorty
7 Remarks on Deconstruction and Pragmatism
  Jacques Derrida

 これは、1993年のパリでの国際シンポジウムに基づくものとのことであるが、ラクラウの議論は興味深いし、またデリダが「メシア性」に言及している点にも注目すべきであろう。

 なお、この論集は、法政大学出版局から『脱構築とプラグマティズム 来たるべき民主主義』として、邦訳されている。
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