シャンタル・ムフ5

 昨日に続いて、シャンタル・ムフ編集の論集を取り上げます。この論集も、なかなかの顔ぶれです。共通テーマの一つは、Citizenshipですが、共同体概念を含め、従来から、政治理論での争点になっていたものであり、ハーバーマス的普遍主義とポストモダン流の絶対的差異性との双方とは異なる政治理論の可能性が問われています。この時期は、ムフが生産的で積極的な議論を展開していたころを考えてよいでしょう。

Chantal Mouffe (ed.),
Dimensions of Radical Democracy. Pluralism, Citizenship, Community,
Verso,1992.

Preface: Democratic Politics Today
  Chantal Mouffe

Part I
1  Questions on Citizenship
  Jean Leca
2 Outline of a Theory of Citizenship
  Bryan Turner
3 Context is All: Feminism and Theorie of Citizenship
  Mary Dietz

Part II
4 The Civil Society Argument
  Michael Walzer
5 On the Subject of Rights: Pluralism, Plurality and Political Identity
  Kirstie McClure
6 The Paradoxes of Pluralism
  Louise Marcil-Lacoste

Part III
7 Hannah Arendt and the Idea of Citizenship
  Maourizio Passerin d'Entrèves
8 Europe: A Political Community?
  Etienne Tassin
9 Eastern Europe's Republics of Gilead
  Slavoj Žižek

Part IV
10 On Justice, the Common Good and the Priority of Liberty
  Questin Skinner
11 Democratic Citizenship and the Political Commnunity
  Chantal Mouffe
12 What Revolutionary Action Means Today
  Sheldon Wolin

Contributors

この論集には、邦訳がないと思います(少なくとも、わたくしは気づいていません)。
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