日本におけるエキュメニズム

 昨日、京都にある、NCC宗教研究所より、「NCC 宗教研究所ニュース」(45号)をお送りいただいた。この宗教研究所は、日本におけるNCC関連の活動拠点の一つであり、世界的なエキュメニズムの展開の中で、長年、さまざまな活動を行い、現在にいたっている。NCCは、日本におけるエキュメニズム(世界的なプロテスタントのネットワークとして機能し、ほかの諸教派や諸宗教などとの協力・連携を担っている)。
 京都のNCC 宗教研究所の活動の一つとして、ISJPプログラム(海外から学生を受け入れ。日本の諸宗教について学ぶプログラム)の実施が挙げられるが、今回のニュースでも、参加者である、ジュリアネ・シュペートさんの文章(「ISPJプログラムに参加して」)が掲載されており、また土井健司さんの「諸宗教の真摯な学びと対話──今秋のISJP」が収録されている。
 
 特に、今回のニュースでは、巻頭の神田健次さんの「二十一世紀におけるエキュメニカルな宣教論と教会論」が目に付いた。これは、世界教会協議会(WCC)世界宣教伝道委員会・信仰職制委員会編『いのちに向かって共に/教会』(キリスト新聞社、2017年)出版を受けて、その内容と意義を紹介した文章であり(前半)、後半では、『教会──共通のヴィジョンを目指して』に基づいて、エキュメニカルな宣教論・教会論の動向と意義が述べられている。

 NCCの今後の進むべき方向性に関わる基本的な論考である。

 なお、NCC宗教研究所には、わたくしの所属する「アジア・キリスト教・多元性」研究会も、研究会の会場についてお世話になっており、身近に感じる機会が多い研究所である。
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