フェミニスト神学の広がり

 フェミニスト神学は、現代のフェミニズムとキリスト教の女性運動とを背景に形成された代表的な文脈化神学として理解されている。当初は、かなり限定された文脈から出発しつつも、その問いの普遍性(男と女というジャンダーをめぐる問題などの)と、グローバル化のもとでの文脈の拡張・多様化によって、その後、急速に進展し、現在に至っている。
 最近、こうしたフェミニスト神学について文章をまとめる機会があり、その中で、ラテンアメリカにおけるフェミニスト神学の動向にも言及することになった。名前だけであったが、取り上げたのは、次の思想家である。

Ivone Gebara,
Out of the deoth. Women's experience of Evil and Salvation,
Fortress, 2002 (原著は1999年)。

Translator's Note

Introduction
 Everyday Evil / Evil and Women / A Male View of Evil / Silence about Evil / Feminism in Latin America / Gender
1. Women's Experience of Evil
 A Feminist Phenomenology / The Power of Witnessing / Women's "Evil" Seen through the Lens of Justice / My Own Story
2. Evil and Gender
 The Concept of Gender / The Relativity of Difference / Gender as a Hermeneutical Tool / Gender and Epistemology / Gender,
Difference, and Violence / Nature and Culture / Gender and Women's Experience of Evil
3. The Evil Women Do
 Women Weaving the Cloth of Evil / Women of the World / Religion, Violence, and Women / The Feminine Face of Religious Violence
4. Women's Experience of Salvation
 Personal and Community Suffering / Everyday Resurrections / Relatedness as a Condition for Life
5. God for Women
 God and the Daily Experience of Poverty / God's Baroque Face / God in the Absence of God / God in the Fabric and Weaving of Life

Epilogue
Notes
A Select Bibliography
Index

 先に言及の文章では、ジェバラについては名前だけの言及になったが、内容に踏み込んだ紹介が必要かもしれない。方法論的な面でも興味深い議論が散見される。
 なお、わたくしがジェバラに出会ったのは、リューサーの論文を通してであった(文献購入の記録から、これは、2011年ごろのことと思われる)。思想家から思想家へという仕方で連関(ネットワーク)を辿る作業は、おもしろい。  

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