フェミニスト神学の向こうへ

 フェミニスト神学とその展開に関わる文献を紹介してきたが、フェミニスト神学とも関連しつつも、基本的に大きく異なる発想によって規定されているのが、いわゆるクィア神学である。「男と女」というジェンダーをめぐる問題は、性差自体の問い直しへと向かうのは、いわば必然的な展開かもしれない。
 日本の神学界でも、最近、こうした問題意識が見られるようになったが、たとえば、早い段階の議論として、次のものを紹介しておきたい。

Elizabeth Stuart,
Gay and Lesbian Theologies. Repetitions with Critical Difference,
Ashgate, 2002.

Acknowledgements

1 Theological Trouble
2 Gay is Good
3 Exodus
4 Erotic Theology
5 AIDS and the Failure of Gay and Lesbian Theology
6 From Here to Qeer
7 Qeer Theology
8 Christianity is a Qeer Thing

Bibliography
Index

 フェミニスト神学がポスト近代の構成主義・構築主義・脱構築と共有している問題は、性差自体の脱構築へといたる。とすれば、それは神学にとって何を意味するのか。こうなると、ポスト近代は「近代」の「ポスト」に尽きない射程を有することが明らかになる。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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