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佐藤敏夫(9a)

 佐藤敏夫について、いくつかの著作群に区分しつつ、著作の紹介(当然ではあるが、著作から思想へ)を行ってきた。今回紹介の『キリスト教神学概論』は、佐藤の神学的思惟を締めくくるのに相応しい著作(純然たる教義的著作)であるが、目次がかなり細かいので、今回は目次のみを紹介し、内容へのコメントは次回にまわしたい。

佐藤敏夫
『キリスト教神学概論』
新教出版社、1994年。

序言

教義学序説
第一章 神学と教会
第一節 教会なければ神学なし
第二節 神学なければ教会なし
第三節 教義学の解体と再建
第四節 神学における教義学の位置

第二章 教義学と伝統
第一節 教義学と聖書学
第二節 伝統とはなにか
第三節 教会の伝統と教義学

第三章 教義学の陳述とメタファーならびにストーリー
第一節 ティリッヒにおける象徴
第二節 ブルトマンにおける神話
第三節 メタファーとストーリー

第四章 聖書の権威と教会
第一節 聖書の権威
第二節 最初と伝承(統)、ならびに正典の問題
第三節 聖書の統一性
第四節 聖書批評学と近代歴史概念
第五節 神の言葉としての聖書

第五章 啓示について
第一節 神の行為としての啓示
第二節 神に言葉としての啓示
第三節 一般啓示と特殊啓示

付論1 キリスト教と諸宗教
第一節 日本人キリスト者の置かれている状況
第二節 キリスト教と諸宗教──熊野義孝の場合
第三節 ラーナーとバルト
第四節 総括

教義学各論
神論
第一章 三位一体の神
第一節 唯一なる神と三位一体
第二節 二つの三一論
第三節 内在的(永遠的)三一論
第四節 経綸的(救済史的)三一論
第五節 内在的三一論と経綸的三一論の関係

第二章 神の本質と属性
第一節 神の本質と属性の関係、ならびに神の本質
第二節 神の属性

第三章 永遠の選び
第一節 予定説の意義
第二節 二重予定説について
第三節 選びの本質

創造論
第四章 創造について
第一節 創造の概念
第二節 創造への信仰
第三節 創造と契約
第四節 キリスト教と自然

第五章 摂理について
第一節 創造と摂理
第二節 保持と共働
第三節 統治
第四節 摂理の比論

第六章 神の似姿としての人間
第一節 神の似姿の概念
第二節 被造物としての人間
第三節 他者と共にある人間
第四節 心と体と霊

第七章 人間の罪
第一節 罪の本質
第二節 原罪
第三節 罪の諸定義
第四節 聖霊をけがす罪

第八章 奇跡、天使と悪魔、悪
第一節 奇跡
第二節 天使と悪魔
第三節 悪について

和解論
第九章 イエス・キリスト──受肉
第一節 永遠ガ時間ノナカニ突入シタ
第二節 マコトニ神、マコトニ人(vere Deus, vere homo)
第三節 神性と人性
第四節 史実的イエスと聖書的キリスト

第十章 イエス・キリスト──十字架
第一節 十字架の必然性
第二節 十字架の意味

第十一章 イエス・キリスト──復活
第一節 十字架と復活
第二節 高挙(復活・顕現・昇天・主として立てられる)

付論2 律法と福音
第一節 契約と律法
第二節 律法と律法主義
第三節 律法に対するイエスとパウロ
第四節 律法の自由
第五節 自然法の問題

第十二章 救済論
第一節 救済の諸相
第二節 新生
第三節 義認
第四節 聖化
第五節 和解

第十三章 信仰・希望・愛──キリスト教的生活
第一節 信仰
第二節 希望
第三節 愛

第十四章 聖霊について
第一節 最近における聖霊論の動向
第二節 吹きわたる聖霊
第三節 生命の諸次元と霊

第十五章 教会論
第一節 神の民としての教会
第二節 制度としての協会
第三節 出来事とキリストの歴史的身体──教会
第四節 教会の標識
第五節 礼拝共同体(Kultgemeinschaft)としての教会

終末論
第十六章 終末論
第一節 終末について
第二節 キリストの再臨と審判
第三節 体の復活と永遠の生命、神の国

付論3 日本のプロテスタント神学を振り返って(教義学を中心に)
第一節 福音主義
第二節 植村・海老名基督論論争
第三節 波多野精一と中島重
第四節 高倉徳太郎の福音手キリスト教
第五節 弁証法的神学

あとがき
人名索引
事項索引
 


 
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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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