組織神学と社会学

 本ブログでも何度かすでに取り上げてきたロビン・ギルの新刊書を紹介します。ギルは、社会学と神学という研究領域において活躍中の思想家ですが、今回の本はずばり、両者の関係を問題にし、その観点から組織神学を構想したものである。より内容に即して言えば、知識社会学による神学への貢献(社会学的神学)を具体化する試みであり、本ブログが追求している自然神学の社会科学の問題領域への拡張に関連するものです。

Robin Gill,
Theology Shaped by Sociology. Sociological Theology Volume 2,
Ashgate, 2012.

Introduction

Part I: Theology socially Structured
1 Theology and the Sociology of Knowledge
2 The Social Determinants of Theology
3 Determinants in the Churches' Responses to Abortion
4 Power, Conflict and Inconsistency
5 Theology: A Social System

Part II: Mission and Social Change
6 Mission Shaped by Society: York Revisited

Part III: Music Shaping Theology
7 Music Shaping Christian Identity
8 Theology Exemplified by Music

Works Cited
Index

 第三部の論考は、ティリッヒで言えば、文化の神学における芸術神学に通じるものであるが、本格的な議論に値する研究テーマである。キリスト教とその神学について、文化的な文脈に相関的であることは無視できないポイントのはずである。しかし、ここにキリスト教神学の大きな弱点があったことも否定できない。

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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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