京都大学の教育改革

 京都大学では、現在、様々なレベルでの「改革」が進行中であり、その規模や影響は過去の大学院重点化を凌ぐものとなる可能性があります。おそらく、来年度4月からその変化は明確に実感できるものと思います。たとえば、昨年度から継続されいよいよの段階にさしかかっている事務機構「改革」(統廃合・集約と移転)、そして「10年後の京都大学の発展を支える教育研究組織改革」構想の提案、また大学入試改革など、すべては緩やかにあるいは緊密に連動しながら進みつつある。
 以上と共に、現在問題に焦点になりつつあるのが、「国際高等教育院」構想である。すでにマスコミ報道がなされ、既定路線として強力に押し進められる方向であるが、同時に、「京都大学の自由の学風のために」(「国際高等教育院」構想に反対する人間・環境学研究科教員有志)が反対を呼びかけている。

 こうした「改革」の背景には、日本全体の「改革」(国内的には財政問題や震災復興という文脈で。国際的には・・・)の動向が存在しており、この「改革」が京都大学が大学重点化以降に採用したトップダウンの運営強化の顕在化であることから考えれば、これまでの諸改革とは質的に異なる点に注目する必要がある。

 ともかくも、京都大学はあらゆるレベル・局面での再び大きな変化の中にあることに留意すべきであろう。
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