韓国神学の動向(5)

 これまで民衆の神学についていくつかの文献を紹介してきたが、「民衆」というキー・ワードは、韓国キリスト教神学を超えて、より広範な地域と伝統において共有され、それぞれの文脈での思想展開を促しつつある。これが、まさに韓国の神学運動としての民衆の神学の意義であるが、こうした点に関わるものとして次の文献が挙げられる。

CCA都市農村宣教部編、キリスト教アジア資料センター訳
『民衆の神学をめざして』
新教出版社、1983年。
(Urban Rural Mission Christian Conference of Asia, Towards A Theology of People, Hong-Kong, 1977)

はじめに(呉在植)

序説
1 アジアの民衆の闘いにおけるキリスト者の行動(M・トーマス)

I 捕囚の地にて
2 救いと都市カルカッタ
3 人種と少数者問題(李仁夏)
4 一九七三年韓国キリスト者宣言(有志教職者一同)
5 聖書からみた土地改革(P・サルガド)
6 産業伝道と労働者組織(R・フン)

II 変革のビジョン
7 解放闘争へのキリスト者の参与(E・D・ラ・トーレ)
8 世を覆す受肉(J・ウィジャトマージャ)
9 つむじ風を刈り取る(F・クラベル)
10 復活の共同体(F・R・カマッド)
11 アジアの民衆と多国籍企業(金容福)

III 民衆のただ中に立つ教会
12 成熟してきた民衆(呉在植)
13 教会──民衆の運動(M・J・ジョセフ)
14 変革に生きる教会(N・E・ブルデンテ)
15 サランバン教会の記録
16 教会と不法占拠者(バギオ会議)
17 イエスと共にする食事(小山晃佑)

IV アジアの現実と神学
18 民衆と共に生きる(E・D・ラ・トーレ)
19 歴史的考察としての神学(CCA-URM)
20 アジアの現実──問題と展望(G・ナイナン)

後記(高見敏弘)
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