キリスト新聞3263号(3月23日)より

 最新のキリスト新聞は、イースター号として、通常とは異なった紙面構成ちなっている。一面には、ハワイの聖ジョゼフ教会の写真が掲載されている。論壇は3面に、「新教皇にベルゴリオ枢機卿」や「〝9条守り、脱原発をめざして〟」との記事と共に掲載。今回は8面までの紙面となっているが、7面は全体を使って、「民主化運動家・呉在植先生を偲ぶ 上」「『歴史の主人公は民衆である』信念」との記事が掲載されている。韓国の民主化運動の中心となって活躍した呉在植氏が、この1月に逝去されたことに関わる記事であり、WCCで活躍され(元NCC総幹事)韓国民主化運動とも関わりの深い東海林勤氏の執筆である。「上」となるので、次回に「下」が掲載されるであろうか。
 
 韓国キリスト教神学、民衆の神学は、本ブログでもかなりの回にわたって取り上げてきた。その中でT・K生として『世界』に「韓国からの通信」を連載した池明観氏に情報提供しつつけたのが、呉在植氏だったとのことである。記事は民主化を通じた日韓のキリスト者の交流に触れているが、詳細は誌面を参照いただきたい。わたくし自身の記憶と重なる部分もあり当時の状況が思い出される。

 思い出のついでに、東海林氏は韓国民主化をはじめ様々な諸問題との関連で目にする機会のある方であったが、一度間近でお目にかかり言葉を交わしたことがある。おそらくは1980年代の前半(30年前!)のことである。当時の金大中野党大統領候補が東京のホテルからKCIAによって拉致される事件を契機に京都でもキリスト者の救援運動が組織された。その運動体が継続的な活動を模索しつつ研究会を重ねるなか(会場は最初は三条河原町のロイヤルホテルの建物の中にあったカトリック教会の正平協の部屋(?)であり、後に西陣のセンター(記憶があやしいが現在の京都市民福祉センターか?)に移る、数年は継続されたであろうか)、京都(あるいは大阪)に来る機会があった東海林氏に急遽研究会でお話いただいた。研究会後、三条河原町の居酒屋で懇親のときをもったが、東海林氏は元気がなかったことを記憶している(後でうかがったところでは、体調が悪かったとのことであるが)。

 呉在植氏のご冥福をお祈りしたい。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
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