パスカル研究

 パスカル研究は、日本の哲学・キリスト教思想、そしてフランス思想研究といういつくかの研究分野で、多くの研究者によって取り組まれ、すぐれた研究成果がこれまで蓄積されてきた。わたくしも、何人かの研究者の顔、名前がすぐに思い浮かべられる。

 昨日は、京都大学キリスト教学専修の恒例の新歓行事として、ハイキングと食事会が行われた。天候にめぐまれ、ゆっくりとした親睦の時になった。この企画の準備をしていただいた方々に感謝申し上げたい。
 今回のハイキングにご一緒した方から、思いがけぬプレゼントといただいたので、ここで紹介したい。それは、パスカルの翻訳書(白水社『メナール版パスカル全集』第二巻所収の「要約イエス・キリストの生涯」に加筆、修正し、単行本化したもの)であり、その方というのは、翻訳者の森川甫さんご自身である。

パスカル
『イエス・キリストの生涯の要約』
森川甫訳、新教出版社、2013年4月。

訳者解題

序 文
本 文


訳者解説

 この小品の研究上の意義に関しては、翻訳者による詳しい解説をご覧いただきたい。

「「文学的には価値がない」と傲慢にも判定されていたものが、独自の力強い表現方法をもつものとみなされるにいたり、文芸作品として研究対象となる可能性も出てきた。パスカルの作品の中心において、他のどの作品とも類似していないすぐれたその独自性により、彼の他の文書に比肩しうる地位を与えられることが必要となっている。今や、その執筆年代は確定し、パスカルの偉大な宗教的作品の中で、最も古いもののひとつとなったのである。」
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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