本年度の研究会の状況

キリスト教学専修では、毎年さまざまな研究会が活動を行っていますが、今年度は、キリスト教学専修の金曜日5時限目に設定した演習「キリスト教思想研究の現在」との関わりで、いくつかの研究会があらたに活動を開始しつつある。仮に名前をつけるならば、「宗教と言語」研究会、書評研究会、「キリスト教思想研究の現在」研究会(留学生や聴講生の研究発表)の三つである。それに活動を続けて10年を超えた「アジアと宗教的多元性」研究会(アジア研究会)である。

 もちろん、新しい研究会はまったく新たな試みなわけですが、アジア研究会の方も、今年度から体制を整え新たな展開を模索しつつある。それは、研究会を会費制に、会費と年度末の研究会の研究報告論集への投稿料とによって、この研究報告書の刊行を行うという試みである。これまでは、ほかの研究費や寄附によって研究報告論集は刊行されてきたが、そろそろ財政的にも自立をめざすということである。会費制に移行するにあたり、研究会規約なども整備し、流動的でやや私的な体制から、恒常的な組織を有する体制への移行である。もちろん、この移行によって研究会の在り方が画期的に転換するわけではないが、公的度合いを増したことは確かである。会員は正会員と賛助会員とで構成され、年度ごとに研究会メンバーを確認しつつ、運営を進めることになる。

 学問研究の場においては、さまざまな研究会が重要な役割を担っており、それはキリスト教研究においても同様である。私的でさまざまな制約に縛られない自由な形態の研究会から、「学会」という形態のものまで多様な形が可能であるが、個人レベルでの研究と研究会レベルでの研究とを相互に結びつけることによって、研究を進めることが望ましいように思われる。

 関心のある方は、ぜひいずれかの研究会に参加し、討論の場に加わっていただきたい。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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