大学教育と非常勤講師

 現在の日本の大学教育では、多くの非常勤講師が授業を担当し、それによって教育は成り立っている。近年の労働環境の法的な変化は、この大学にとってはきわめて身近な部分に及んでおり、非常勤講師とし生計を立てている方、そして常勤を目指し非常勤講師としてがんばっている若手研究者・大学院生・ODにとって、無関心ではいられない(わたくしも、過去に非常勤講師として常勤を目指し、また現在も非常勤講師を続けている、そして研究指導している学生にも、こうした状況の方々が少なくない)。
 根本には、日本における労働法制の変化・変質・劣化が存在し、また大学などの教育機関への公的予算の縮小(急激な)存在する。個々の大学での努力の範囲を大幅に超えている。こうした、関連で、今日の朝日新聞デジタルに「大学、5年でクビ? 非常勤講師、雇い止めの動き」との記事が掲載された。

 記事の書き出しは、次のようになっている(以下、転載)。

「有力大学の間で、1年契約などを更新しながら働いてきた非常勤講師を、原則5年で雇い止めにする動きがあることがわかった。4月に労働契約法(労契法)が改正され、5年を超えて雇うと無期契約にする必要が出てきたからだ。
・・・」

 こうした記事を読むと、すぐにでは京都大学ではどうなるのか、ということが気になってしまう。来年度の非常勤講師に関連した問題は、現在不透明な状況下で審議中である。
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