戦争・聖戦・正戦・非戦(1)

 本年度の京都大学の演習で、内村鑑三の非戦論を扱っていることは、これまで本ブログでも説明したことがあったように思われる。前期の演習も3分2余りを経過した地点で、何が問題かについて、少しずつ見通しがついてきたので、本ブログでも、関連文献の整理(紹介)という形で、取り上げることにしたい。

 石川明人『戦争は人間的な営みである──戦争文化試論』(並木書房)は、本ブログで紹介済みかやや記憶があいまいであるが、宗教研究に近いところでの、戦争論の新しいアプローチであり、20世紀のキリスト教関連の思想家や哲学者を、戦争との関わりで論じることも、興味深い研究テーマかもしれない。最近取り上げた人物でも、モルトマン、ヒックなどは十分に議論が成り立つ思想家と思われる。あるいは、ティリッヒもそうであろう。戦争は人類の暗い現実ではあるが、思想的に正面から取り組むべき問題でもある。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

LogosOffice

Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
Translation(自動翻訳)
FC2カウンター
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR